ショーン・ポール








・Birth name/ Sean Paul Ryan Francis Henriques
・Date of birth/1973年1月9日
・Hometown/ ジャマイカ キングストン
ポルトガルとカリブのルーツを持つ父親と中国とイギリスのルーツを 持つ母親の元にキングストンで生まれた。
レゲエ・シーンを代表する世界的スーパースターとして数々のクロスオーヴァ―・ヒットを送りだし、多くの客演依頼が殺到する“ダンスホール・レゲエ界の帝王”ショーン・ポール。レゲエ・シーンのみならず、HIP HOP/R&Bシーンからも大きなリスペクトを受ける彼は、ジャンルを越えて絶大な人気を誇り、 ダンスホール・レゲエを世界に広める最重要アーティストとして現在も精力的に活躍している。
デビュー
1997年
2Hard Recordingsレーベルからの「Infiltrate」がヒットし、ジャマイカにその名を知られるようになる。
1998年DMXとMr Vegasとのコラボレーションナンバー「Top Shotter」でデビュー。はじめはSuper cutのフォロワーと言われたが(後に本人も影響を受けたことを認めている)、ヒップホップに影響された独特のスタイルでジャマイカを席巻した。彼と2Hard Recordingsのコンビはジャマイカ中のリディムのトレンドを大きく変えた一人である。
2000年
VPrecordsからリリースされた1stアルバム「Stage One」は、唯一無二のリリック・フローとダンスホール・レゲエを組み合わせたスタイルは注目を集め、アルバムは全米ラップ・チャートの2位を獲得、ビルボード・レゲエ・アルバムチャートで1位となっただけでなく、収録曲が映画『シャフト』でも使用された。「Stage One」は、新人アーティストとしてはヒップホップ雑誌のソース誌でも高い評価を得ていた。
2002年
2ndアルバム「Dutty Rock」がインターナショナルでブレイク。ジャマイカのレゲエ専門レーベルであるVPレコーズから発売予定だったが、アトランティックからワールドワイドでリリースされることになった。アメリカ国内で200万枚を売り上げ、第46回グラミー賞で最優秀レゲエ・アルバムを受賞し、プラチナディスクとなった。
本国ジャマイカでは1年半以上前にリリースされたアルバムからの先行シングルBuzz Riddimに乗せた「Gimme The Light」がその後NYに飛び火してシングル・カットされリリース。全米7位、イギリスのシングル・チャートで1位、米ビルボード・シングル・チャートでは4位を獲得。BET(全米の黒人向けチャンネル)の人気ランキング番組”106 & Park”でレゲエでは初めてとなる連続チャート入りを果たし、9月上旬にはB2Kに続いて2位にチャートイン。リミックスにはバスタ・ライムズを迎え、彼もまたバスタ・ライムズの2002年シングル「Make It Clap」のリミッスやJay-Zのアルバム「The BlueprintⅡ:The Gift & The Curse」収録曲「What Gonna Do」などブルックリンのヒップホップ勢の作品にたびたび参加。こういった交流の成果もあり、先にブレイクしたBeenie Manに続きダンスホール・レゲエをR&B/HIP HOPシーンへとクロスオーバーさせる中心的アーティストとなり、アメリカでも大きな人気を獲得した。
2003年
「Dutty Rock」からシングルカットされた2ndシングル「Get Busy」も大ヒット。ビデオ・クリップは、Nelly、Destiny’s Child、Usherらの名作を手掛けたLittle Xが監督した。米ビルボード・シングル・チャート3週連続1位なり、ジャマイカ出身アーティストのジャマイカ録音の作品としては史上初の全米1位に輝いた。続くSweet Lady Riddimに乗せたシングル「Punkie」もヒットし、Blu Cantrell、Beyonce 、Rihanna、Santana等の作品でも活躍。
同年にはBeyonceとの共演曲 「Baby Boy」が全米9週1位となり彼の人気を決定付けた。この楽曲は曲が書き上がった際にBeyonce自身のアイディアで彼を起用したと言われている。民族音楽風のエキゾチックなメロディーにBeyonceの極上ヴォーカルと彼のラップが絶妙に絡み合い、R&B・ミーツ・ダンスホール最高峰と称された。米ビルボード・シングル・チャートでは圧巻の9週連続1位をマークし、両者にとって1位保持最長記録となった。この年のMTVヨーロッパ・ミュージック・アワードでは、2人によるこの曲のライブ・パフォーマンスも実現している。
続く 「Like Glue」もラジオでパーワー・プレイされ、「I’m Still In Love With You」も連続ヒット。
2005年
3rdアルバム 「The Trinity」を発表。R&Bプリンセス、ティナーシェがスクールボーイ・Qとの楽曲「2 On」でサンプリングしたことでも知られる「We Be Burnin’」やキーシャ・コールを迎えた「Give It Up To Me」 をリリース。チャニング・テイタム主演の青春ダンス映画『ステップ・アップ』に起用された1曲。王道R&Bチューンからストリート感溢れるヒップ・ホップ・ナンバーまで歌いこなすKeyshia Coleをフィーチャーし、2人の個性的が最大限に活かされたコラボ・トラックである。
2006年
全米1位となり、ダブル・プラチナ、全米1位に輝いた 「Temperature」など再びメガヒットを連発し、ジャンルを超えた世界的スーパー・スターとなった。
同年にはNick CannonによるMTV人気ヒップホップコメディ フリー・スタイル・バトル”Wild ‘N Out ”シーズン2にTyra Banksと出演。ジャマイカのエンターテイナーとして彼女で初めての出演となった。2017年に同番組に出演したKranium(シーズン10)と共に2020年にジャマイカをテーマにしたダンスホールエピソードに再登場している。(シーズン15)
2009年
4th アルバム「Imperial Blaze」 を発表。シングル 「So Fine」 がヒット。
2012年
5thアルバム「Tomahawk Technique」をリリース。Shellback、 Benny Blanco、Stargateなど著名プロデューサーと制作し、ポップ・オリエンテッドな作品作りを目指したと言われている。2011年にリリースされたシングル「She Doesn’t Mind」やオーストラリアやヨーロッパなどの国々で爆発的にヒット、軒並み1位を記録し、当時クラブ・アンセムにもなったAlexis Jordanを客演に迎えた「Got 2 Luv U 」などが収録されている。
2014年
リリースされた6thアルバム「Full Frequency」は 米ビルボード・レゲエ・チャート初登場1位を記録した。アルバムのオープニング・ナンバーとなったDamian Marleyを客演に迎えた「Riot」はEDMにも通ずるアッパーなメロディとは裏腹にシリアスな内容の1曲で、本国ジャマイカで1位を記録。様々なジャンルを取り入れ、ダンスホールの新たな可能性を追求し続けるショーンの新たな真骨頂として高く評価された1曲である。
2017年
J.バルヴィンとウィリー・ウィリアムの大ヒットシングル「Mi Gente」のトラックをアレンジさせて使用した「Volcano」を公開した。
また初のベスト・アルバム「Dutty Classics Collection」をリリース。彼にとってのデビュー作となる「Top Shotter」や「Riot」、そしてNicki Minaj、Juicy J、2 Chainzをフィーチャーした「She Doesn’t Mind」なども収録されている。
2018年
リリースされたミニアルバム「Mad Love Prequel(日本盤)」にはSPICY CHOCOLATEによってリミックスした「Jump On It (SPICY CHOCOLATE Remix)」が収録されている。
LIFE STYLE
両親も水泳のジャマイカ代表だった経験のある両親の元で育ち、彼も5才の時から人に水泳教え、14から24才ぐらいまでは、彼自身も水泳とウォーターポロでジャマイカ代表となった。アップタウン出身の彼は大学卒業後、歌手になる前は銀行員をしていた。
ジャマイカ音楽の同性愛者嫌悪に批判的であり、ジャマイカの音楽性やメッセージが失われることを懸念している。彼は【ダンスホール・レゲエ界の貴公子】と言われているが、本土のジャマイカではあまりの人気によってアイドル視されている傾向がある。だが「The Trinity」からのリード・シングルである「We Be Burnin’」がジャマイカ版ではジャマイカでも一般的に要求されている「大麻を合法化しろ」という内容だったので、ジャマイカ人の間で再び彼の株が上がったと言われている。
SEAN PAUL LIVE
Sean Paul – Live from Jamaica at Lexus’s Birthday 1999
Sean Paul – “Gimme The Light” – Live (2002)
Sean Paul – Duttyology (Live Concert “Toronto 2004”)
